« 2008年12月 | トップページ | 2009年2月 »

2009年1月24日 (土)

『アーツ&クラフツ展』 東京都美術館

2009012417180000

本日が初日。また、”アーツ&クラフツ”の代名詞とも言うべきウィリアム・モリスか・・・

という気がしなくもありませんでしたが、”美しい生活”(語弊があるかも??)が好きな私は、やはり行かないわけにはいきません。

ウィリアム・モリスが中心となって広がったこの運動が、ドイツ、オーストリアに広まり、さらにロシア、そして日本へ・・・”ウィリアム・モリスから民芸へ”という副題もついた展覧会です。

その後、若松河田にある民芸店『備後屋』へ行くぞ!そして、日本の民芸を見尽くそう!と朝から意気込んでいました。

運悪く??「今日、暇?」とメールしてきた友人も巻き込み上野へ。

フェルメールの時をイメージして、少し混み具合を恐れていましたが、むしろ空いている位、肩透かしを食らわされた気分です。

どれもこれもが自分の好み、というわけではありませんが、あらゆる面で原点に立ち返る必要の出てきた昨今、生活の中に美を見出すような考え、さらには、それを小さな自分の世界に閉じ込めてしまうだけではない、運動として発展させていったあり方に、推進していった人達の力量も見た気がしました。

ミュージーアムショップで、モリス仕様の小物もたくさん販売されていますが、興味深いのは柳宗悦、濱田庄司、河合寛次郎らの著した書籍が手に入ることです。

これらが、常に揃っている書店も少ないと思われます。興味のある方は、是非、この機会に、というところ。

上野でラーメンを食べ、そのまま大江戸線に乗って若松河田へ。10分ちょっとでしょうか、近い近い。

備後屋で日本の民芸を上から下まで堪能し、そう言えば欠けていた”茶碗”を購入。

2009012417190000 2009012417210000

”民芸”な一日、大満足でした。さらに濃厚に民芸を堪能されたい方には「日本民藝館」をお薦めします。

| | コメント (20) | トラックバック (0)

2009年1月23日 (金)

銀座でランチ 幹事所感 その後

東京TOKIA内にある、とあるイタリアンレストランに予定通り行きました。

私たちを案内してくれたのは、日本語の流暢なイタリア人とおぼしき方。

「本日のランチ、パスタはこちらの4種類から、メインはお肉はもち豚のロースト、お魚は、鯛のポワレです。」なんてすらすらと言われてしまいました。

メインディッシュはあくまでもおしゃべりなので、雰囲気重視、味その次、ではありましたが、結果から言えば、

「2500円だったら、”結構いいわね”と判断するけど”4000円ならイマイチね”」というのが3人の一致した意見。

幹事の私としては、非難されると面白くない・・・いやいや、自分から言い出してしまい、「まあ、仕方ないわよ、平日ならもう少しリーズナブルなんでしょ。」とむしろ慰められた次第。

実を取りたい、というか、もう虚飾(食べ物に限り?)には騙されないのがHanako世代百戦錬磨の中年女の強み?というと、いかにも雑誌のタイトルみたいだけど、まあ「ごまかしはダメよ」ね、やっぱり。

私達はレストランに何を求めているのでしょう。

良く友人とも話しますけど「きちんと美味しいことよね。」「そしてきちんと量もあること。」「清潔であること。」「サービスに満足出来ること。」「適正価格であること。」

ありゃ、これは難しい。

ちょっと”銀座4000円ランチ”から大きく話が逸れましたけど、雰囲気はまずまず、サービスはイマイチ、味はフツウ、量は少な目(でも、デザートだけが多いところがターゲットが明確?)と報告しておきます。

そうそう、水だけは「ガスなしですか?ガス入りですか?」と聞かれたので「!」と思いましたが、案の定、料金を取られていました。ここが思いきりイタリアンです。

私たちケチすぎでしょうか、やっぱり。

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2009年1月12日 (月)

銀座でランチ 幹事所感

息子の学校のママ達2人と新年会をしようということになった。

学校の用事はないし、住んでいるところも3者バラバラ。

「じゃ、まん中辺りをとって銀座はどう?」

提案した私が「じゃ、探すから。ランチはどう?」

幹事を引き受けた。

改めて探してみるとびっくり。

何にってそのランチの価格に。

そりゃ、1000円で食べられるところがないわけではない。

でも、女3人、週末のランチ、予約して、ゆっくり出来て、もちろん、美味しい。となると軒並み5000円以上。

我が家からほど近い神楽坂だったら、ランチに5000円も要る店はせいぜい片手で数えられる程度だろう。

銀座は良く行くが、予約して食事、などということがここしばらくなかったし、食べてもエスニックとかカフェだったから気がつかなかった。

「世の中お弁当箱が売れているという時代なのに・・・」

たまにだからいいか、と4000円の店を予約したが、思いっきりコストパフォーマンスが良いことを期待しそうな自分が怖い。

やはり、100年に1度の、言われながらも銀座は銀座なのか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月 4日 (日)

ガトーラスク「グーテ・デ・ロワ」

2009010411020000

デパートの地下のお菓子売り場に並んだことはないし、苦手なものは「ホワイトチョコレート」な私が並んで買ってしまった「ホワイトチョコレートのかかったラスク」

要は”美味しいと思ったから”に尽きるのだが。

11月の末日のこと、職場のある女性が出産のため退職した。

その時、同じ部署一人一人の女性に配ってくれたのが「ボディショップのローション」と「グーテ・デ・ロワ(ホワイトチョコレート)」1つ。

持ち帰って、何気なく袋を開け、「げっ、ホワイトチョコレート!」。”でも、あの子(私からすればね、20代だから)、甘い物には一家言ありそうだったし・・・”とちょっと口にしてみた。

「!!!!!」「美味い!」

ホワイトチョコレートのお菓子を1つ食べきったのは初めてだった。

しばらくして、銀座の松屋デパートの地下食料品売り場。お気に入りのパンを買い、地上に上がろうとすると、何やら長蛇の列が地上まで数メートル続いている。

何?あっ、あのお菓子!

知っている人は知っているのであるなぁ。

昨夕、息子の宿題のため、買い忘れた墨汁を伊東屋に買いに寄り(お正月で近くの文具店が皆お休み)、再び松屋に寄る。

おっ、今日は5人待ちか、だったら。とあいなったわけである。

シルバーの袋がホワイトチョコレート、ゴールドが普通のチョコレート。

やはり、2つを前にすると普通のチョコレートに手が出てしまう(笑)。

それにしても、皆、迷いなく何袋も手に取って・・・きっとリピートに違いない。

それにしても・・・世の中美味しいもの情報に敏感な人たちの多いこと。改めて驚いたりもしたのであった。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2009年1月 3日 (土)

『オリンピックの身代金』

2009010310460000

『オリンピックの身代金』奥田英朗著/角川書店

一気に読んでしまった2段組み500ページ。

もちろん、内容が面白いからに他ならない・・・いや、面白いと言って良いのだろうか。

作者は意図的に今だからこそ、このテーマを取り上げたに違いないが、みすみすそこに嵌り込んでしまった。

舞台は1964年の日本、あるいは東京だ。

「もはや戦後ではない」と言われた1956年からさらに年月は経ち、東京は”オリンピックの成功こそその復興証”とばかりに首都高を架け、新幹線を走らせる。

主人公は秋田の極貧の村出身の東大院生。

中卒の出稼ぎ労働者を人柱にして、復興を享受する首都東京。周辺は誰にも夢が与えられ、豊かになっていく一方に見える。

しかし、地方の学のない、貧しい人達の暮らしは戦後も何も変わっていない。勉強ができるだけで自分には夢が与えられたが、他の誰一人として村には”夢”を持てる人間はなく、あるのは最初から”諦め”だけだ。

”おかしいじゃないか””東京オリンピックを妨害する”

最初から明らかにされている「島崎」という東大院生の犯人。

誰が犯人か、を謎といて行く通常のサスペンスのパターンとは違うが、時代背景の中にある歴然とした格差が今とリンクする。

この本を1985年に読んだら、おそらく「昔はまだ地方は貧しかったんだ」という一言で片づけてしまったであろうに・・・2009年、全くもって重々しくのしかかるし、”国民が一丸となってオリンピックを成功させる”という盛り上がりが、20年前の戦争の高揚となんら変わっていないという文章・・・・・・・・・・・・・・・・小説とはいえ、妙に引っかかるのである。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

« 2008年12月 | トップページ | 2009年2月 »