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2006年4月 2日 (日)

『東大式 絶対情報学』

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『東大式 絶対情報学』 伊東 乾/講談社

私はすごく良かった。でも、夫は「なるほど、とは思ったけど、目からウロコほどではなかったかな。」とのこと。

“東大式”という部分は、買ってから気が付きました。パラパラとめくって面白そうだったから。

書かれている技法については、私自身は「そうか、もう一度、こういうことを自分に言い聞かせてみよう」と思った。ちょっと良い刺激。

本の帯には「競争社会を勝ち残るためのIT知の技法」ってあるけど、むしろ強く感じるのは、この著者の、学生のもっと深い能力を引き出していこうとする人間への愛情。

それに感動したのかもしれない。

中学受験を巡って、有名校を色眼鏡をかけて見てしまいそうだったけど、こんな空気が吸えるならやっぱり東大には大いに意味があるな、と思わせられた1冊でした。

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コメント

小著をご高読、ご高評頂き、心からお礼を申し上げます。最初に本を出してから20年になりますが、単著でメジャーからは初めてで、「絶対情報学」も最初は「破壊的マインドコントロール予防教育」の本を出す企画から始まって、結局いまの形になりました。研究室のF助手に教えてもらって拝見した、私にとって最初の、同書への「想定外の高コメント」を頂き、ちょっと考えて 以下のメッセージと共に書き込ませて頂きました:こどもの人生の大半を決めるのは思春期の経験と思います。ブログ、一通り拝見して、中学受験のこととても共感を持って拝読しました。私自身は大学レヴェルの「リベラルアーツ」を中学一年生から判るような形で放し飼いの中で教えてもらえる学校(私立武蔵中学校高等学校)で学ぶことができ、人となりを決めるのは12−17歳くらいが決定的と思います(大学では「18歳では遅すぎる」という言葉をよく聞きます。)。本に書いたことの大半も、実は大学というより旧制高校の空気を、いまの環境に活かそう、ということで書きましたので、ご共感を頂いて、本当に勇気を頂きました。 息子さんにとって、自分らしい素敵な人生が送れるような、そんなきっかけのひとつに、中学の選択のことも、なればなによりです。またそれは親御さんの愛情が決定的なんだな、と思いを新たにしました。 ありがとうございました。
                    伊東 乾

投稿: 伊東と申します | 2006年4月 5日 (水) 15時44分

伊東 乾 先生

「ちょっとメールをチェック」と、びっくりいたしました。まさかご本人からコメントを頂くとは。ブログの記事以上のお話に大変恐縮、かつ感激いたしております。

実は、この『東大式 絶対情報学』を3日で2度ほど読ませていただきました。私自身、時間を空けず同じ本を2回読む、という事ははじめてで、それほど何か心を打つものを感じました。
繰りかえしになりますが、巷に溢れているハウツーものとは違った、「知の本質」を若い人達に伝えようとするお気持ちが行間から読み取れ、若い人ではない自分自身も今さらながら、多いに元気になりました。

子どもの今後のことも、情報にいろいろと振り回されそうになっていましたが、親として、どんな学ぶ環境を与えたいのか、そこで何を得て欲しいのか、それをよくよく考えてみたいと思います。

ありがとうございました。

投稿: bucky | 2006年4月 5日 (水) 16時54分

そうそうにご返事を書き込んで頂いて居りました。大変失礼しました。
現在、国連関連の仕事で広島に来て居ります。私は歌舞音曲の教官ですので、大したことはできないのですが、平和教育回りの案件にコミットしています。こういう仕事をしていてとみに思うのは、途上国、とりわけ紛争後地域などの人々の心がいかに強いか、ということです。日本は明らかに恵まれて居り、逆に極めて脆弱です。カブールやジャララバードには「ニート」がいません。死んでしまうからです。かわいい子には旅をさせよ、と言いますが、教育は、過干渉にならないことが重要で、親離れ子離れ的にある距離をもつこともまた愛情か、などと考えていますのは、情報学の続き物で仮称「絶対コミュニケ−ション学」という次の本を準備しておるからでもあるのですが・・・啓発頂きました。

情報部署の教官というものをしておる関係で、事故を避ける習慣が身に付いてしまい、授業で学生のHPに書き込む以外のブログへの書き込みを初めてさせて頂いてしまいました。書き込み控える場合もあると思いますが、私もバカボンのパパと同様「41歳の春」で、よそじで真面目に勉強しなおしたいと思って居るところであります。ROMって居るかと思いますがblog楽しみにしております。どうもありがとうございます。 伊東 乾

投稿: 伊東です | 2006年4月 7日 (金) 15時33分

伊東 乾先生

こんな、興味深いお返事を頂いては、ご返信しないわけにはまいりません。
途上国の子供達と日本の子供達のお話、全くの同感です。
アフガニスタンやイラクの子供達が、目をキラキラさせて「医者になりたい」「教師になりたい」と話しているシーンを何度も見てきました。学ぶ事に飢え、死という体験を身を持って感じている彼らの心底からの気持ちであろう、といつも感じています。

日本は、大人でさえも、発信される情報ばかりに振り回されていると本当に思います。
新書も読みやすいものが多く手に入り、もはやアカデミックなにおいもしなくなりました。このところ、本を読むだけではなく、その検証というか(大げさですが)が必要なのかと感じています。(ああ、情報を吸収して、信頼性を確認して、オリジナルをアウトプットする、ということと同じようなことかもしれません。)
世相を表現するはやり言葉に、いちいち振り回されていては、生活や考え方の軸が本当に定まらない。自分の精神や知性が強靱とはとても言えません。子供は当然大人を反映してします。深い愛情と信頼、過保護とのバランスは実に難しいものだと毎日思い知らされています。

とはいえ、反面、自分がまだ少しずつでも学べる、親として何かを習得していく喜びは捨てたものではないという謙虚さも、この年にしてようやく身に付いてきました。

続き物を楽しみにしています。

こちらこそ、ありがとうございました。

投稿: | 2006年4月 7日 (金) 16時40分

「東大式絶対情報学」(伊東乾著)には、指回し体操が紹介されていますが、大変に悲しい出来事です。指回し体操は、SRS研究所がSRS速読法を指導する際のオリジナルな技術です。無断盗用を禁じます。

投稿: 盗用注意 | 2006年6月28日 (水) 13時14分

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